お芋さんとお米さんのセクマイライフ

セクマイとして生きるってどんなの?

お米の場合♪思春期その①

 

どうも。お米です。


今日のテーマは思春期。

前回のブログで少し語った

呪い〟についてお話したいと思います。

 

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〝呪い〟と言うと

少し物騒な感じがしますが(笑)、

言ってみれば

自分を苦しめることになった思い込み

のことです。

 

 

1つ目は、

人に言ってはいけない

というもの。


女の子を好きなことは

絶対に周りにバレてはいけない

と思っていました。笑


当時はまだLGBTQという言葉もなく、

そういう人たちがたくさんいることも

知られておらず、

かろうじて聞くことがあった言葉は

「オカマ」くらい。

(今聞くとすごく差別的なニュアンスですよね)

〝バレて気持ち悪がられたらどうしよう

怯えていました


なので、他の子のように

『○○君が好き〜』とか

『どうやって告白しよう?』とか

そんな恋バナさえできませんでした。


それでも沸々と湧き上がる想い。

どうしていたかと言うと、私は

部活に向けることで発散していました。笑

活躍すれば好きな子にも見てもらえますし(*´꒳`*)

動機が不純。笑


運動では発散できない

悩みのようなものは、

ノートに吐き出していました。

このノートはブラック過ぎて

誰にも見せられません。笑


この頃、1番考えていたのは

なんでこんなふうに生まれたんだろう

ということでした。

自分は女だけど女の子が好きで、

付き合えたとしても結婚はできないし、

子どもも作れない

〝なんの為に生まれて来たんだろう〟

そんなことを思っていました。

 

 

2つ目は

男だったら

という言葉です。


幼少期から〝あんなふうになりたい〟

という「男子への憧れ」があったことは

前々回のブログで書きましたが、

その思いが1番強かったのが思春期です。


服装は当時流行っていたB系ファッション。笑

髪型はベリーショートでした。

とにかくカッコよくなりたいと思っていました。

そして、男子に近づきたかった

男になりたいと思っていたのは、

他の誰でもない私自身でした


そんな中で友達からよく言われていたのが

男だったら良かったのに

『男だったら付き合えたのに』

という言葉でした。


そう言ってもらえるのは、

嬉しい反面

〝やっぱり男じゃなきゃダメなんだ...〟

と現実を突きつけられるようで

すごく辛いことでした。

そのうち

男じゃない自分には価値がないのかな...〟

とまで思うようになり

本当に苦しかったです。

 

できることなら、

『私だって好きで女に生まれた訳じゃない!!

『私だって男に生まれたかったわ!!

と大声で叫びたかったです。笑

 

 

この自分ではどうにもできない

かと言って、誰も悪くない

誰を責める訳にもいかない

という状況は、セクマイにとっては

本当に辛いことだと思います。

 

 

ただ、私にとってのこの〝呪い〟のような

〝思い込み〟がないだけでも

すごく生きるのが楽になると思います。

 

好きな人ができたら、

人に言ってもいいんです!笑

男だろうが女だろうが関係ありません!

あなたはあなたです...!!

 

すべての人が自分らしく

人生を楽しめるようになって

欲しいですね( ´ ▽ ` )

 

ではまた。